2018年4月4日水曜日

BB周辺の掃除




私の住んでいる愛知県の知多半島では桜も大分散ってしまい、
ロードバイクのシーズン到来という感じの暖かさが連日続いています。


そんな中、4/3の午前中には上に貼った写真のようにクランクを取り外し、BB周辺の掃除を行いました。

私はだいたい1カ月に1回はチェーンの掃除・給油を行っています。

前回のライドが雨上がりだったということもあり、
目視でも相当レベルの砂やごみがチェーンに付着しているのは知っていました。
案の定、過去最高レベルの汚れ状態でした。

ちなみに、サイスポに記載されていた情報ですが、
200㎞走るとチェーンの汚れで数%のロスが余分に発生するそうです。

また、汚れによってパーツの摩耗が早くなるので、安全と節約のためにも
こまめに点検清掃してあげましょう。



チェーン周辺の状態を目視で簡単に確認したら、AZのパーツクリーナーで汚れを落としていきます。

有名メーカーに比べると格段に安く、性能は問題ありません。
しかも、〇コーズの人気商品と同じく遅乾性なので汚れも拭き取りやすいです。



写真を取り忘れましたが、あっという間にウエスが真っ黒に染まります。
そして鉄粉やゴミもクリーナーの噴射で吹き飛ばされますが、

この時のポイントは
全体的にバーッと吹きかけるのではなく、チェーン1コマずつ噴射していきます。

そうは言っても所詮パーツクリーナーなので、完全に汚れを取ることは不可能です。
チェーンを切って洗うのが良いのでしょうが、趣味レベルなら問題なしです。

だいたい2周くらい噴射すれば問題ないレベルまで汚れは落ちてます。
その後、これでもかというくらい乾いたウエスで拭き取ります。

そして1日放置した後、もう一度拭き取り→給油で終了です。



といきたかったですが、今回は違いました。




クリーナーを拭き取った後に『ジョリジョリ』と音がするのです。


画像だと分かりづらいのですが、BB周辺に汚れが堆積していました。

TCRを購入して、もうすぐ1年。
定期的にニコーへ持ち込み、メンテナンスはしてもらっていましたが
オーバーホールはしていません。

よほど大丈夫だとは思いましたが、状態を確認するためにクランクを取り外します。


六角レンチで緩めて、

カバーを外します。手で緩めれます。


ネットで見ると割りばしで代用できるらしいですが、一応専用冶具です。
200円くらいだったかな

左クランクは、簡単に外れます。

右クランクは、パーツ同士が固着してると外れにくいこともあるかもしれませんが、
その場合はプラスチックハンマーで軽く叩いてあげると取れるようです。
あと、チェーンが邪魔なので外事前に外しておきます。




分解完了。





フックみたいなパーツは、小さいので無くさないように注意です。
脱落防止の働きをするようです。



BB周辺、外したパーツや
ねじ一本までウエスで汚れを拭き取り、その後グリスアップしていきます。
ここから大活躍するのがこちらのグリス
以前コンポーネントを交換した時に購入しました。

シマノ製。我が家で所有する唯一のデュラエースです。

グリスは、端的に言うと油なので潤滑が目的だと思われがちですが、防錆と防水にも効果的です。
しかし塗り過ぎは余計な摩擦を生んだり、汚れの吸着の原因となりますので注意が必要です。用途と用量にあった使用方法を確認しましょう!


塗りたくります。


その後、取り外しと逆の手順で組み上げて完了です。


そして、異音がなくなったかを確認するためにクランクを回します。



…『ジョリ』



結局チェーンが砂だらけということでした。


まぁ、1年ぶりにBBを掃除できたということで良しとしましょう。


ちなみに今回も六角レンチを使用しましたが、メンテナンスを自分でしようと思った際に工具は必要です。
私が使っているのは、シマノのこちらです。


ケーブルカッターや、チェーンカッター、カセットスプロケの脱着工具、ドライバー・六角レンチは良く使用します。

都度買い揃えるのも悪くないですが、ある程度セットになっていたほうがコスパや保管場所の確保という点ではメリットがあると思います。


というわけで今日はここまでです。ありがとうございました。

次回は、雨沢峠に行ってみます。

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