2018年3月30日金曜日

1cm、されど

先日から数回の記事で書いているポジション変更について、
今回は少しお勉強しましたのでご紹介します。

あくまで素人が勝手に計算しただけなので、色々違っていたら申し訳ありません。


それで結論から言うと、

1cmステムを上昇させると約2.5%の空気抵抗の増加につながる



ということ。


スペシャライズドの風洞実験で、すね毛を剃ると7%の空気抵抗の軽減になるという
結果があったらしいです。
それと比較してこの数字の真偽と影響の大きさは…



今回参考にさせていただいたデータは、
スキージャーナル株式会社発行の「ロードバイクの科学」という本です。
            

半年以上前に購入して、少々難しい内容を前に積読状態で放置していました。


本によりますと、
ブラケットを持つのと比較して、
ハンドルの曲線部分「  」の真ん中を持った場合では空気抵抗が82%で済むということです。


そもそもロードバイク走行時の摩擦抵抗の大部分が空気抵抗であり、
15㎞/h以上だと路面との摩擦は変化しないということだそうです。


私の自転車のブラケットからハンドル曲線の真ん中の距離が、約7cmでした。

7cmで18%の削減ができるということは、2.57%/cmの削減になります。

→つまり、ステムが1㎝下がると2.57%の空気抵抗減となるわけです。


しかし実際には、自転車を漕ぐのは機械でなく人間になるので、
考えられる影響としては単純な空気抵抗の減少だけではないはずです。


例えば少し考えただけですが、
・股関節、肩甲骨関節の角度が変化することでの動作変化
・呼吸のしやすさ


このあたりはプラス、もしくはマイナスの影響があるはずです。
(とりあえず今回、感覚的にはペダルを回しやすくなりました。)



今回はステムを1㎝上げました。

現在の上がった状態の空気抵抗をを100とすると、ポジション変更前は97.43だったというわけです。

逆算すると変更前の2.63%増になっています。(100/97.43)



空気抵抗は速度の2乗に比例して増えるということなので、
15㎞/h→30㎞/hだと4倍になります。
そして今回のステムの上昇により4倍にプラス2.63%となります。

つまり空気抵抗は約4.1倍。


パワーだと3乗に比例します。
つまり15→30㎞/hだと、8倍のパワーが必要なのです。
それに2.63%の空気抵抗の増加が乗ってきますので、

必要パワーは8.2倍です。



こうやって見ると、仮にレースやTTで考えた場合には
やはり2.63%は大きいと感じます。

同じスピードの場合でも、空気抵抗の違いにより
一方が200wなのを、もう一方は205W必要なわけです。


その差をどう埋めるか。

平地だと5wくらいならば、速い人の後ろにつけば問題ないレベルはずですが。。。。


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今回は単純にステムの高さだけで適当に検証をしてみました。

しかし実際には当然体形の違いもあれば、乗車姿勢の技術の差もあるので
一概には言えません。

しかしながら、数値ベースで見てみると感覚だけでは分からない発見もありました。
まずは正確な事実の把握こそが成長の要因だと考えます。
今回はデータをとっての検証が難しいのですが、まずは一歩ということで。。




そして今回参考にさせてもらった「ロードバイクの科学」には、この他にも
物理等に基づいた知識が凝縮されています。
(ホイールの空気抵抗、ヒルクライム、コーナリングの力学など…)

今回の記事で利用させてもらったのも正直2、3Pくらいのものです。
10年前くらいの本ですが、機材ではなく数字面での話なので趣味で楽しむ分には
もっと深く自転車と関わることができるきっかけになるかと思います。



2018年3月28日水曜日

案外、進むかも

今回は私の感覚の話。
いつも以上に備忘録的な内容となりますのでご容赦ください。



「体重でペダルを回す感覚」が分かったかもしれない。


具体的な感覚というか動作については以下の通り。

①1時くらいの場所で、股関節起点で足の重みを意識する。
②引き足は、①の妨げにならないようにする。



きっかけは、通勤時。

職場まで、片道3キロくらいをクロスバイクで通勤しています。
普段はトレーニングを意識して、それなりに力をいれて乗っていました。

しかし夜勤帰りで疲れていたある日。
頑張って漕ぐのが嫌で、
いかに足を使わないかを考えながら、ゆっくり走っていたところ、
急に上記のような感覚を閃きました。

その際の率直な感想は、
「別に力を入れなくても足の重みだけで、ペダルは下に動くじゃん」です。

皆さんからしたら何言ってるの当然じゃん。という話かもしれませんが、
重力×質量なので、今まで気づかなかった自分が恥ずかしい限りです。

ヒントは、
職場に名古屋市内から片道20㎞を1時間半かけて自転車で来ている方がいて、
「ほぼ足をつかってないよ」と言っていたのを思い出したのです。




今回の点の気づきと、経過観察をしているのは

・ちょっと重めのギア比でケイデンス少な目の方がやりやすい。
・スニーカーで乗っている。中足部あたりで踏むのが良いかな?SPDだと?
・前傾姿勢の方がやりやすい。手放しだとやりづらい。
→上半身がある程度安定してないとだめかな。


つまり、

→ロードに応用出来たら、もっと楽に遠くに行けるかも。。。


ゼロからの加速では実用性に乏しい技術ですが、
一旦スピードが乗ってしまえば結構使えるというのがクロスバイクでの感想です。


閃いてからロードに乗っていないので、また報告をしたいと思います。

最近は毎週のように乗っているし、日々自重トレーニングをしているので
今のままでも徐々に距離は乗れるようになっていくと予想していますが、


今年中に浜松餃子、京都、琵琶一、兵庫行きを達成したいと考えており、
今後もトレーニングと並行して研究していきたいと思います。

上に挙げた目的地は最低200㎞レベル(一部輪行含む)なので、
達成した場合には自己新記録となります。




私がブログを始めたきっかけに、ikarugaさんという方のブログがあります。
実際には見かけたことがあるだけで、お話したことはないのですが
ブログを拝見すると毎回のように200㎞超のライドをされています。

また、毎年チャレンジライドということで、
愛知から奈良まで300㎞の行程を行ったりしています。


年齢や体力的な問題もあると思いますが、自分もそうなれるように。



そして、いつか一緒に走ることができるようになれればと思います。



そんなわけで、今日はここまでです。

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2018年3月26日月曜日

二ノ瀬峠 登頂成功

3月某日、ついに二ノ瀬峠を登りきることに成功しました。



実は恥ずかしながら
過去3度挑戦して、一度も足をつかずに登り切ったことがないのです。


今回成功した要因として考えられる点は、

①リアのスプロケを12-25から12-28に改造した
②先日ニコーでポジションの調整とペダリングの確認をしてもらった
③体幹トレーニング、自転車に乗る回数を増やすことでのフィジカル強化
④4回目の挑戦であるということ(笑)


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

夜から降り続いたの雨の影響で、路面が乾くのを待って10時に出発。

この日の最高気温予想が13℃ということで、服装に悩みました。

結局、夏用ジャージにアンダーアーマーを重ね着して、
   レッグウォーマー着用、手袋は指切り


というまずまずの薄着で出発をしましたが、
数百メートル進んだところで風が冷たくて早くも後悔するはめに…


しかし、ここで自宅に戻るということは確実に終日の引きこもりが確定する。

とりあえず行けるところまで行って、ダメならコンビニで休憩して帰って来ようという
安易かつ行き当たりばったりの作戦でいくことに。。



まぁ結果的に寒かったのは最初だけ
一日を通してみれば、ちょっと肌寒いというむしろベストの服装でした。
(あそこで帰らなくてほんとに良かった)


あと、先日ポジション変更をしてから、
向かい風が少々吹くくらいだったら楽に30㎞/hは出るようになってきました。

空気抵抗と姿勢についてもいずれ考察をしてみたいと思います。



さて、
今回のルートは、「川沿い」がテーマです。

前回は行きに国道1号線を使用し、帰りは途中から23号線の歩道を走りましたが、
名古屋市内を抜けるのに時間とストレスが非常に大きかったのです。

それ以降、二ノ瀬峠に行くのがおっくうになってしまいました。



今回はグーグルマップを入念に確認し、以下のルートで行くことにしました。
分かりづらい画像でごめんなさい。

竜宮インターの交差点から側道に入り、山崎川沿いを北上。
東海通は市街地だけど我慢して、
新川沿いを北上しました。















このルートならば東海通の数キロを除き、
ストレスになるような信号は多くありません。


注意点は、大きく2つ。
・竜宮インターを左折して進むのは国道側ではなく側道であるということ。
   (R23は自動車専用区間が設定されています)
・新川沿いは路肩がないので車に注意



そのあとは県道を西に進み、東海大橋に向かいます。

岐阜に近づくにつれ向かい風が強烈になってきて、
信号待ちで立ちごけをしそうになること2回。なんとか気合で踏みとどまりました。

そして軽いギア比で必死にペダルを回して、無理のない範囲で27㎞/h程度をキープ。



海津市のセブンイレブンで補給と休憩をして、いざ二ノ瀬峠へ!




この日は平日にも関わらず、スタート地点にすでに2名の方がいらっしゃいました。

息を整えるのと、
後ろから来られるとプレッシャーによりペース配分が乱れるのを防止するために
お二人の出発を待って出発します。
(あわよくば、後ろから抜く快感を味わえるのでは…という邪な気持ちも少々。笑)


今回は完走が最大の目的なので、非常にスローペースで入ります。

もちろんフロントはインナーで!笑


トンネル入り口までは25のスプロケを使用しましたが、
それ以降は我慢しきれずに基本的に28…

スピードは13㎞/hくらいだが、ケイデンス80はキープ。

この日は谷風?というか、風が舞っていたので
その場の斜度よりも風にすごく影響を受けたのが印象的でした。


雨沢峠はブラインドコーナーが多いですが、ここは道がつづら折りになっているので
良くも悪くも先が見えます。


走っていると視線の斜め上に道が見えるので

「よしよし。」と、ある程度のペース配分などをするわけです。


しかし実際には、そこに至るまでに迂回しなくていけない箇所がいくつかあります。
その迂回ルートがブラインドになっていて、「よしよし。」の段階では見えないために非常にいやらしい訳です。

ペース配分をするにしても、正確にコースを把握していないと意味がないという好例ですね。


そんなつづら折りを数回抜けて、祠を通り過ぎた後から記憶が蘇ります



ここからは道のフェイントも存在するということ!


こんな感じで、似たレイアウトのコーナーがいくつかあります。
必死すぎて、どのコーナーを通過したのかよくわからなくなります



走りなれていないことが要因ですが、
このコーナーを抜けたら、、、という予測(希望)がことごとく跳ね返されます。



ちなみに今回は2回ほど引っ掛かり、2回目は足と心をパックリ折られました。笑


今後の解決策としては、
①コースのレイアウトや目印を頭にきっちり入れる、
②距離や斜度等のデータから読み取る

ということでしょうか。


右側に緑色のフェンスが見えたら、ラスト数百メートルです!


ダンシングでもがきながらゴール。
4回目の挑戦でついに!!!




タイムは26分17秒でした。
恐らく早くはない。しかし今回の成功が確実に次回以降につながります。


次回は26分切りを目指します。





湧き水?の給水ポイントで、水をいただき下ります。
コーナー多いですが、油断すると50㎞/h以上軽く出るので、慎重に。


山を下り、行きに寄ったセブンでおにぎりを補給して帰路に。

今回はカロリーメイトとウィダーを事前にドラッグストアで購入し、
乗りながら補給を行いました。
そのことで、行きは40㎞を止まることなく進むことができたので、
時短と、金銭的にも節約につながりました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

期待はしていましたが、往路とは風向きが逆になるため
爆風の追い風によって簡単に40㎞/hが出ます。

東海大橋から、あま市の市街地に入るまで
ギアを14にして負荷をかけて、40キープでトレーニング

名駅ビル群。いつの間にあんなに増えた?
畑とのコントラストは素敵

新川沿いでも、安全に配慮してトレーニング。
信号が適度にあるので、ちょっとしてインターバルみたいな感じに

踏み切り待ちで、近鉄電車をパシャリ。
あまり乗らないので、うれしくなる。

東海通を無難に通過して、山崎川まで戻ってきました。
下に降りる際は、自転車を担ぎましたが、幅が狭い階段なので注意して降ります。
UACJの工場群。
夕焼けだと、もう少し情緒がありそうな気がします。


10時に自宅を出て、帰宅は16時。

今日も無事に帰ってこれて感謝です。




走行距離:111.7㎞
走行時間:4:40
平均スピード:23.8㎞/h
最高速度:58㎞/h
ペダル回転数:83/m




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2018年3月20日火曜日

いざ、背骨へ②

前回はポジション変更後のライドの行きの分を書きました。

行き(前回):山コース→アップダウンの繰り返し
帰り(今回):海コース→平坦。しかし強風の傾向あり

今回はその帰りです。
知多半島は先端に行くほど信号がなくなるので、自転車の環境としては良いです。

ただ注意点は、
先端=ちょっとした観光地にもなので、交通事故やトラブルには注意が必要です。

実際私の自転車もコンビ二の駐車場でぶつけられて、一時的に点検修理に出す羽目になってしまったことがあります。
詳細は過去の記事をお読みください。

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ファミリーマートで適当に休憩をして、
師崎港のある羽豆岬から、帰りはスタートです。


この日は天気が良く、山と海の組み合わせが素敵です。


スタートして、追い風を利用して35㎞/h程度で走り始めます。



最近、割と忘れがちだったのですが、
良い景色とか心地よいスピードが楽しくて自転車を始めたのに、速く走りたいことが目的になっていましたね。
それ自体は悪いことではないのですが、景色を見ながら走っていたら、ふと原点を思い出しました。

今後も、自転車を使ってどんどん知らない土地を開拓していこうと思います。



国道247号の海岸線をすすみ、
あっという間に内海の海水浴場や野間灯台を過ぎます。
南知多ビーチ近くのセブンイレブンまで20㎞。

40分足らずで到着したので、信号停止などを含めて30㎞/hアベレージ。


ここからは自宅のある東海市に向けて、北上していきます。


写真は、国道から外れた海岸線の堤防沿いの道です。
スピードは出せないのですが、こういうローカルな雰囲気が大好きなのです。

自転車とは関係ないですが、
都市部でも通りから一本中に入った道に魅力を感じるタイプです。笑


遠くに見えるのが常滑市にある、中部国際空港

どんどん旧道を北上していき、知多市の「かつや 新舞子店」で遅めの昼食。

一人だと補給がカロリー重視になるので、名物とか食べずに簡単に済ませれるものになりがちです。

ここまで来たら自宅まで10㎞ちょいなので、新舞子マリンパークを見ながらまったりと帰ります。



なんやかんやで無事に帰宅し、
この日は職場の上司との飲み会があったので慌ててシャワーを浴びて再度出発。

自転車の疲れもあって、盛大に酔っぱらってしまいました。笑


今回のライドはポジション変更後の確認も兼ねていました。
ポジションが変わったことが原因か微妙ですが、左ひざが少々痛くなった以外は
特に問題もありませんでした。

むしろ、自転車のセッティングって大事だなと4年目にして改めて考えさせられました。

これまで自己流でやれると変な自信がありましたが、プロのメカニックはすごい。

逆に言うと、自分でも色々触ってみたからこそ比較論で感じられる部分ではあります。
自分でやっていなければ、今の状態が当たり前でプロの凄さも感じられなかったかもしれません。

今後も機材(資本投入)だけでなく、自分自身も成長していきたいと思います!




今日は以上です。ありがとうございました。

次回はまだ未定ですが、山に行こうと思います。
二ノ瀬峠にチャレンジするか、雨沢か三ヶ根山でタイムトライアルをするか…

今週は天気が良くないのでどうなるかは分かりませんが。


走行距離:107.2km
最高速度:50.3㎞/h
平均速度:25.9㎞/h
平均ケイデンス:85
獲得標高:950m(サイコンが正しいかは非常に怪しいです。)


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2018年3月19日月曜日

いざ、背骨へ①

3/16は知多半島の先端まで行ってきました。


南知多にある花ひろば。早咲きの桜がすでに満開を過ぎて
葉っぱもちらほら…





仕事の疲れがあり、出発は遅めの11時。
この日の最高気温は20℃まであがり、最高の自転車日和でした。


往路は背骨(半島の山間部)で、40㎞強ひたすらアップダウンの繰り返しです。

と、その前に背骨の入り口付近にあるセブンイレブンで補給。


コーヒー飲みながらゆっくりしていると
夫婦と思われるローディー2人が通り過ぎていくのを目撃。


「ええなぁ」

自分は、一人で乗ることが非常に多いのでうらやましい限り。
こうしてブログをしているのも、一緒に走ってくれる人が欲しいのが一因となってます。


現実的にウチは「夫婦で自転車」の実現可能性は極めて低いです。

同じような境遇で、一緒に乗ってやっても良いよという方は是非!



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


10分ほど休憩してスタート!

例のごとく横からの海風をうけ、しかもこの日は向かい風。。

どんどん南下していき、
美浜のえびせんべいの里あたりで気づきました。

「今日は体力に余裕がある!」と。

美浜インター裏の激坂で、いつも止まりそうになりながら登るのですが
今日は足を幾分残してフィニッシュ。

向かい風にも関わらず!


これはもしかして…


ポジショニング効果では!!!!


客観的に考えられる原因としては1番ありそうです。

次点では、最近腹筋ローラーを使い始めたので、体幹強化が実ったか。



そんなこんなで、師崎まで到着した段階での走行データを確認します。

走行距離52.3㎞ 
アベレージ23.9㎞/h


まずまず悪くないというか、
常時吹いていた向かい風と、残りの体力から換算すると非常に良いかなという結果です。


ちょっとテンションが上がりつつ、漁港近くのファミマで休憩をしていると
ローディさんが2人来ました。 


テンションが高かったこともあり、
簡単な自己紹介や知多半島のコース、各々の自転車の話題で盛り上がります。


彼らは海沿いを来たということで、場合によっては一緒に。。。
と思いましたが、彼らが行く方向が向かい風のようなので断念。

もう向かい風と坂はお腹いっぱいです。笑




気持ちを切り替えて、追い風で爆走して帰ります。







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2018年3月16日金曜日

ポジション出し

こんちには。


先日の長浜市へのライドは13時頃には戻ってきていたので、

岐阜の実家から自宅に帰る際に、名古屋市北区にあるニコー製作所に寄りました。




目的は点検と、タイトルにあるようにポジションについて聞くためです。
(ニコーでは明確な料金表はないですが、購入した自転車なら無料で点検はしてくれるようで、安心して乗れます)


約半年ぶりの来店なので、緊張しましたがいつも通り快く迎えてくれます。

毎回同じ人が対応してくれるのもよいですね。



で、今回の最大の目的のポジション出しについて。

現在のポジションは、購入した際に店内に設置されてるSHIMANOの「profit」?

という機械を使用して算出してもらった設定に、
乗りながら感覚を元にした自己流でサドルを上げたりステムを下げたりしていました。


以前の写真ですが、サドルとハンドルの落差が出まくっています。
これはこれでカッコ良いのですが、坂道だと…


しかし、特に上り坂を登る際に力が入れづらいと感じていました。


単純にトレーニング不足かなと思い込んでいましたが、

先日裏産業道路で一緒に走らせていただいた方にも、



「サドル高そうだね~。骨盤が動いてるよ」




そこで一旦、1cmサドルを下げてみたら明確にペダルを回しやすくなったのです。

特に下死点の通過がスムーズになったのを感じました。



そこからペダリングの技術も含めて色々と情報を漁りました。

明確な基準は、情報が多すぎて難しいのですが、



サドルに座った状態で、素足でペダルに足を乗せ下死点で膝が伸び切る高さ



に合わせてみました。先ほど1cm下げた高さから更に下がります。

それでここ1か月ほど乗ってきましたが、登り以外では特に不満はありませんでした。


しかし、相変わらず坂道だと力が入りずらいと感じていました。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



で、店内で実際に測定とペダリングチェックからしていきます。

そのため、この日はシューズも持ち込みました。



しかし暑い!




自転車に関してはほぼ自己流(ネットや本の情報ベース)なので、

見られている緊張感も相まって汗が吹き出します。


5分くらいペダルを回し続け、言われたのは大きく2つ


・ペダリングに左右差がある
・骨盤が動いており、ロスになっている



①ペダリングの左右差は、

乗っている際に、右足を意識することが多く、左足がおろそかになっているのはなんとなく感じていました。


あと足のサイズも左右差があることも要因の一つだそうで、クリートの位置を

左右でずらそうと提案をしていただき、調整していただきました。


少々記憶が曖昧な部分がありますが、ペダルを回した際に3時の位置で、

膝から糸を垂らして真下の位置に母指球が来るように調整していました。



②骨盤の動きは、

恐らく陸上競技をやっていた際の癖が原因かなと考えられます。


単純化して陸上の話をすると、


走る際に足を上げる際、

膝主導で上げるのと、骨盤主導で上半身も連動させながら動かすのでは歩幅が違ってきます。
→骨盤主導の方が歩幅が広くなります。


それなりに陸上に長く取り組み、染みついていた動きの感覚から、大きな動きが良いと思い込んでいました。


しかし現状ではサドルの上で無駄な動きになっています。


今回改めてお店で言われて、シンプルな動きを試してみました。



しかし…多少は治まったものの、まだまだトレーニングが必要のようです。





③機材的な調整として

サドルを更に下げてもらい、ステムも1cm上げてもらいました。


とりあえず次回乗る際に、感覚の違いや数値面など

違いをレポートしたいと思います。

2018年3月12日月曜日

長浜遠征


「正直大騒ぎするほどに美味しいものではないなぁ」

というのが、申し訳ないけど2年ほど前に食べた感想でした。





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先日、所用があり岐阜にある実家に帰りました。


もちろん自転車を持ち込んで!


愛知県で一人暮らしを始めてから、ロードバイクを購入したので実家周辺で乗るのは
初めてでした。


どこに行こうか、ここ1週間ほどワクワクしながら考えていました。

雪のリスクがないことと、なるべく午前中に帰ってこれる場所を考慮して、
長浜市に焼き鯖そうめんを食べに行こうと決めました。


今回行った琵琶湖以外にも、自転車で行きたい場所はたくさんあります。


池田山、薄墨桜、徳山ダム、郡上、京都など…

どこも車や電車では行ったことがありますが、自転車ではないので今後の楽しみです。






当日は朝まで大雨で、どうなるかと思いましたが7時ごろに止んだので出発!

家を出てすぐに感じたのは

住んでいた当時に比べて、家や店が増えたことで町の印象が違うということ。

正直寂しいなと思いましたが、ここ10年くらいはあまり居なかったので仕方ないことですね。


道中は順調でしたが、
大垣→垂井→関ヶ原と県道を進むにつれて強くなる風。

スピードは徐々に落ち、緩やかな登りと相まって20㎞/hを下回ります。

大垣市赤坂にある金生山。
ここで採掘された石灰岩が、自宅近くの製鉄所で使用されている。はず




伊吹山を超えたら追い風になる予定でしたが、残念ながら長浜市到着まで常に強風の向かい風でした。

残念ながら商談中で、買い物はできず。






10:30の開店に合わせて店内に入り、目的のそうめんをいただきます。

正直今回も、とても美味しいとまでは思いませんでした。

しかし、以前に食べていなかったら今回長浜まで来ることはありませんでした。

そういう意味で、色んな場所でたくさん経験をすることは何よりの贅沢だなと改めて考えさせられました。



食べるものを食べたら、夕方には愛知に戻らなくてはいけなかったので爆走して帰りました。



当然帰りは強風の追い風となったので、

行きはアベレージ20㎞/hでしたが、帰りは29㎞/hでした。



途中、行きに見ていた金生山に寄ります。
ここは以前に陸上競技に取り組んでいた際に、何度かトレーニングで訪れた場所です。


斜度が何パーセントかは知りませんでしたが、ikarugaさんのブログによると
Max21%のようです…



今回は残念ながら、体力と気力が足りず頂上までは行けず。
陸上やっていたときは、麓から頂上まで走っていたことを考えると、当時はすごかったなと。



その後、一通りノスタルジーに浸りながら無事に実家に到着しました。

久しぶりの実家周辺の景色が懐かしかったこと、その変化に時間の経過を感じたライドになりました。




走行距離:89km
アベレージ:24.2㎞/h
平均ケイデンス:82/m



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